ドロップステッチ素材は、すべてのFLATEDインフレータブル製品の心臓部です。生地の表面は、垂直ポリエステルパイル繊維を介して互いに接続されています。何万本もの丈夫なポリエステル糸を使用した、ドロップステッチ技術により、岩のように硬い剛性と平らな表面を備えたインフレータブルを構築でき、ハードシェル性能、及び簡単な移動と収納を実現します。

このプロセスは、数千の細かいポリエステルで織られた2枚の生地を接合することから始まります。このベース素材は、幅1.5〜3mの短冊状で作られています。 繋ぎ合わせには、最大400個の針が使われていて、各針は、2枚の生地の間を行ったり来たりして、連続した等間隔の糸を縫い付け、それらを信じられないほど強力なユニットにします。これらのドロップステッチミシンは、複雑さの驚異です。2枚の生地の間隔を変えようとすると、必要な針を取り外して交換するのに20日以上かかる場合もあります。ポリエステル糸は非常に薄く織られているため、空気を抜くと、2つの層がほぼ完全に平らに折りたたまれ、製品を丸めてはるかに小さくコンパクトに収納することができます。ドロップステッチには、いろいろな厚さがありますが、FLATED製品の最も一般的なものは5〜10cm、または15cmです。